

また各地からこの学び舎に集まる本校の生徒がこの校舎での生活を一生の宝として自信と誇りを育み、記憶の原風景として心の中に息づく建築を目指しました。
建築内外を独創性あふれる空間として創造すると同時に、近隣にはあがたの森・松本市美術館・まつもと市民芸術館など多くの文化施設があり、本校もそれら松本の重要な建築の一角を担う施設として、松本地域のまちづくりと環境づくりに貢献するよう考えました。そして本校の生徒と教育陣の生き生きとした活動がリングタワーから地域への情報として発信され、市民に愛される学校となる事を目指しました。

・環境に優しい学校
・木材など自然材料を多用した明るくぬくもりのある施設
・ユニバーサルデザイン(UD)に考慮した施設
・十分な防犯性を備え、健康で安心感のある施設
(1)学ぶ場としての活力
南側に位置する普通教室棟を円弧に配置することで、面積を抑えたアトリウム空間が確保できます。
その結果、教室は扇型となり、扇の中心方向に教壇をつくることで、教師から見通しが良く生徒も学習に集中できる環境をつくります。
アトリウム空間は生徒同士の各階フロアでの活動を立体的に一望でき、教師の見守りもし易い空間となります。そして1階にできた広い空間は、マルチホールとして様々なブースを必要な時に必要に応じて設置でき、そこでの活動はどの階からも眺めることができ、お互いが学びあう喚起力を生み出します。
(2)自然エネルギーの取り込み
太陽熱による熱い空気は階段吹き抜け空間に上昇気流を生み、トップライトから排出されます。
冬期は太陽熱により暖められた空気を循環し暖房コスト縮減に努めます。またアトリウムを通して降り注ぐ太陽光を十分に取り込み教室・廊下の照明負荷を低減します。















