上木:観光産業がどのように発展し、地域を活性化していく手段となるのか、そして人々の心をつかむ観光地や観光資源にはどんなものがあるのかなど、この学科では実に多くのことを学べます。八木先生の授業では食事のマナーや敬語の使い方など日常生活に役立つマナーをたくさん教わり、毎回楽しみにしています。社会に出た時に恥ずかしくないような人との接し方も身に付くと思い、即実践を心がけるようになりました。入学当初はツアーコンダクターを目指していましたが、五感を使って学ぶうちに視野が広がり、今はいろいろなことに興味を持っています。
心をともなう基礎マナーは人間形成に必要な学びです。
八木:私が担当する科目「マナー概論」は、観光業界や福祉の現場に限らず、どんな社会でも通用する人間づくりという意味で位置づけています。人とコミュニケーションをとる際にどんな身支度をすればいいか、どんな言葉遣いをすればいいか、そんな簡単なことを身につけるだけで皆自信を持ってその人となりを発揮できるのです。ホテルのサービスやテーブルマナーを体験する授業は、学生自らが心を動かし、もてなしの精神に気づくいちばんの良い方法ではないでしょうか。姿かたちを整えるだけでなく、気持ちのバトンタッチもできるようにと願っています。