同駅は、JR各線や松本電鉄上高地線の発着駅として多くの人が集まることから、駅を起点に「観光や人々の交流の場、建物や空間を活かしたまちづくりの可能性を探ろう」と企画しました。
当日は、まずはじめに日本における住民参加のまちづくり研究実践者である愛知産業大学大学院教授で、NPO法人まちの縁側育み隊代表理事の延藤安弘先生を指南役に、スライドを使った講演会(げんとーく)を行いました。その後、市民活動、ボランティア団体や行政、町会など、高校生を含む一般の方、本学学生、同駅関係者らさまざまな年代の参加者約50人が、それぞれの立場からアイディアを出し合い、意見交換がされました。
意見交換の場では、考房『ゆめ』のプロジェクト「地産地消の商品開発」で学生が生み出した米粉のワッフル「こっふる」とお茶を用意。参加者はそれを片手に和気あいあいと話し合いを進めました。年齢、業種、分野、性別、地域などが違う皆さんからの広い視点が混ざり合い、発想豊かで有意義な会となりました。
地域の方からは、「西口の発展を考えることが、地域の問題を考える上でのヒントを提供してくれると思う」「まず、ともかくひとつでも行動を起こしていくことが重要だ」といった声が聞かれました。学生からは「初対面の人と話したりするのは、最初すごく気まずかったけれど、意見を出し合ったり、まとめていくうちに、不思議なくらい温かい雰囲気になっていったのが印象的だった」(観光ホスピタリティ学科1年 水谷由香里さん)。「様々な方と出会い、交流できたことがよかった。違った視点や鋭い意見を聞くことができ、学ぶことがたくさんあった」(松商短期大学部1年 赤沢瞳さん)といったコメントがありました。
最後にグループ発表を受けて延藤先生がまとめを行いました。松本駅西口を活性化させるアイディアが詰まっています。ご覧になりたい方は、WORK-STATIONに掲示してありますので、お越しください。
今後は、今回出された意見をもとに、地域の皆さんと学生が一緒になってできることを、ひとつひとつ進めていきたいと考えています。
2009.09.28