本学は多くの学生支援の取組を行い、成果も挙げてきています。
しかし大学側からのアイデアや企画に対し、学生はそれを利用するか否かを選ぶといった、どちらかと言うと受身的立場に置かれていたという弱点がありました。
現在多くの大学は、学生の側に負荷をかけない方向を模索しているように見えます。
これに対して私たちの今回の申請では、「『学生に負担を課すからこそ学生が成長できるのだ』との発想で学生支援を考えるべきではないか」と主張することが最大の眼目になっています。
しかし、学生にむやみに負担だけを強いるのでは、やはり不満が続出するだけかもしれません。
上手く遂行できるには、学生が納得してその負荷を受け入れ、克服に向けて取り組もうとするか、教職員側からすれば負荷の意味・意義を納得させられるかが鍵となりそうです。
それには、大学側が多面的な評価軸を有することに由来する信頼関係に加え、教職員側には様々な技術や能力が要求されるはずです。
これをSD・FDの活動などでカバーし、新機軸へ対応しようとするのです。
学生参画で創り出した元気なキャンパスの雰囲気の中で、学生の“治癒力”に信頼を置き、学生自身の課題を学生集団として“予防”的に解決できる仕組を創ることは、難題であるだけに挑戦するに足る課題だと認識しています。