学習「ポートフォリオ」の作成

当該科目を十分理解するためには相当量の授業時間以外の学習時間の確保が必要です。
また教育の質保証、学士力の向上の観点からすれば、「どのような専門知識を身につけたのか」、また「それを応用して何ができるようになったのか」という学生一人ひとりの知識・能力の向上が重要となります。




したがって、「出席レポート」の作成により授業外学習が促進されたのであれば、それが当該科目の知識の定着と応用にも結びつくことが必要です。そこで、各科目の「出席レポート」を蓄積した「学習ポートフォリオ」を作成し、常に携帯することで学習内容の復習・確認を容易にし、学習内容の定着を図ります。

また、毎年春休みに、就職活動支援として全1年生対象に全教員が参加して実施される「ゼミ別個人面接」の際に、「出席レポート」を実施した8科目の中から学生が選択した1科目について質問し、学習したことを口頭で表現させることで学習内容の理解と定着を確認し、自分の言葉で表現する取り組みを実施します。

FD活動の実質化

教員は、毎回の「出席レポート」を確認し、添削して返却することで、学生の授業理解度をいち早く把握することができるとともに、次回の授業の際には、全体的な理解の問題点をポイントを絞って指摘することが可能となります。

つまり、学生の不明確な部分を明確にしつつ、常に軌道修正を加えながら科目の教育目標に到達することが可能になるのです。
また、毎年違う受講生に対応して適宜授業展開の修正が可能になるとともに、その年々の受講生の状況に応じた授業改善が可能となります。

このように、FD活動を通して各科目の授業改善を推進するとともに、本取り組みの効果を検証することができます。

さらに「出席レポート」の作成をFD活動で活用することで、科目間調整と効果的なカリキュラム編成も可能になります。

すなわち、「出席レポート」を通して科目ごとの授業内容を全教員が把握でき、重要な内容については複数の科目で重複して講義を行い、他の科目で学習している内容については指摘にとどめるなど、授業内容をベースとした科目間連携や授業内容のレベル(難易度)の調整、さらには各科目で「何をどこまで教えるか」という調整も可能になります。

また、このような科目間調整を通して、各学期に応じた授業内容の高度化、積み重ねによる順次性のあるカリキュラム編成の効果的な展開なども促されることになります。
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