
「出席レポート」は毎回添削され、評価を受けて返却されるため、授業内容の整理に加えて質問や授業に対するコメント欄を下部に設けることで、「一対多」の教員と学生の関係を「一対一」の関係に置き換え、一人ひとりに対する学習サポートを可能にします。
すなわち、学生はコメント欄を活用して自分が理解できなかったことについて質問し、教員がこれに答えることで教員とのコミュニケーションが可能となり、このような教員と学生の双方向の関係性(双方向型学習)の構築を通して、主体的・能動的に集中して授業に取り組む態度の醸成が促されます。
また、「出席レポート」には自己評価欄を設けており、これは当該レポートの作成に自分はどれだけ努力したかを自己評価させるものであり、学生がどれだけ真剣に授業外学習に取り組んだかを推測させるものです。
さらに、本取り組みにおいては、毎回授業の始めに良く整理されたクラスメートの「出席レポート」を提示し、コメントを付けて簡単な復習を行います。
このことにより自分が整理した「出席レポート」と他者のそれとの比較が可能となり、どのように整理したらよいのか、またどの程度整理すべきなのかを理解することによって、より良い「出席レポート」を書こうとする態度が形成されます。
そして、このことはやがて参考図書での学習や理解している学生が他の学生に教えるというグループ学習に発展していきます。